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一次浄水器ブームは高度経済成長のとき

浄水器の歴史は古く、高度経済成長の中で水源地の汚染などが問題となり、浄水器のブームが到来しました。

活性炭を使って水を濾過する簡易な仕組みでしたが、臭いや有機物をしっかり取り除くことができました。ただ雑菌までは取り除くことができなかったことと、塩素を取り除くことができる一方、それによって雑菌が浄水器の中で繁殖してしまう矛盾を抱えてしまうなどの問題がありました。その後、中空糸膜という穴のあいた直径が約0.4ミリの細い糸を重ねたフィルターが開発され、細菌や鉄サビをしっかりと除去できるようになりました。さらに現在では、活性炭と中空糸膜のそれぞれの良さ活かして、トリハロメタンやトリクロロエチレン、さらには農薬やウィルスまでもしっかり取り除くことができるレベルにまできています。安心して水を飲むことができるということは、とても重要なことです。自分の体は自分で守るしかありませんが、その最も基本となるのが水だからです。これは人間の体の大部分が水分からできていることを考えればわかることです。1日に2Lの水を飲むことを目安にすると良いと言われていますが、できる限り良い水を飲みたいものです。そのことを考えると、浄水器は生活に欠かせないものとなってくることでしょう。ミネラルウォーターを購入して飲むことを考えるとはるかに簡単で経済的です。いろいろな種類が売っているので、まずはじっくりと比較検討することから始めると良いでしょう。

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